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施錠装置(シフトロック)

2014/12/09

とある輸入車(特種用自動車)の保安基準適合化をご依頼頂いております。
さまざまな箇所の改修が必要ですが、まずは施錠装置の製作のため施錠装置に関する保安基準、技術基準を熟読してみました。

簡潔に言えば、エンジン停止(キー)以外に、ハンドルロックやシフトロック、ブレーキロック等、自動車が走行できないようにするための装備を1つ以上つけなければならない。また、この施錠装置を解除しないとエンジンがかからない構造で、特殊工具を使わないと外れないような装備が必要となります。

今回、車両を確認したところシフトロックを製作することにしました。

ベースフレームは車両のコンソールパネルフレームなどにも使用されている高耐食溶融めっき鋼板(ZAM鋼板)を使用、ロック部分は強度確保の為、ステンレス材、これにソレノイドを組み合わせたものになります。
ソレノイドやベースフレームの固定には一度締めたら外れない特殊ネジを使用し、保安基準・技術基準を満たすことができます。

もちろん万一の故障時の動作も考慮しており、ソレノイドトラブル時でもシフト操作は可能、Pレンジに入れたときのみロックがかかります。

このような特殊なパーツ製作も可能ですのでご相談ください。

施錠装置

シフトロック機構

シフトロックのラッチ部

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