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軽自動車

昨年末に提出していたダイハツ・ミゼットIIの改造申請ですが、無事に決裁が下りました。

かなり大がかりな改造内容で、別型式のエンジンに載せ替え、ミッションは普通車用、スズキ・カプチーノ用のダブルウィッシュボーン式サス&リアアクスル、それに付随して干渉するフレームを切断しパイプフレーム化、軽トラレース出場経験もありレースレギュレーションに合わせた安全タンクを荷台に設置など。

ここまで気合の入った車両は久々に見ました。

ミゼットパイプフレーム

レース用安全タンク

オーナー様からの要望で構造変更に立ち会いましたが、本局の担当官が支所まで出張で来られてかなり細かく検査しました。

ミゼットライン検査

リフトで上げると見えるパイプフレームに担当外の検査員も集まって眺めていました。

構造変更検査

寸法もきっちり三角定規で床に印をつけて計測していましたが、無事に構造変更部分の検査は終了しました。

※一般整備部分で再検査項目がありましたが、オーナー様で対応可能との事でした。

某消防団様からのご相談を受け、軽貨物から消防車(ポンプ積載車)の申請に関わる書類をお手伝いさせていただきました。
緊急車両ということで一般では登録不可能な特殊用途車両の経験はとても新鮮で、楽しくお手伝いさせていただく事ができ感謝しております。

消防団ということで限られた予算を上手く使うため、できる限りは自分たちで行うということでした。
メーカーが販売している消防車(ポンプ積載車)の図面を参考に、ポンプ積載フレームなどは団員の鉄工所で製作したようです。
そのため、登録も自分たちでやるため協力してほしいとのご依頼でした。

団員たちの熱意が溢れたこの消防車が、地域の皆様の安全を守ることでしょう。

昨年に製作・納車した軽規格フルトレーラーのオーナーと、
別件の話していたところ自動車税の話になりました。

先日、軽トレーラーの納税通知書が届いたとのこと。

その中でたまたま金額の話しになり、オーナー曰く「4,000円だった」・・・・

おや?おやおや?

市町村で若干の違いはあるかもしれませんが、軽トラと同じ金額というのはおかしい・・・

すぐさま岐阜県の某市町村のホームページで税率などを確認したところ、
軽二貨自(軽自動車二輪貨物自家用)は2,400円である。

ネットで検索したところ、数年前にも長野県上田市で同様の間違いがあり、
76人に5年分の差額を還付した事があるらしい。

やはり誤課税、軽二輪貨物を軽四輪貨物と誤認したようだ。

まぁ、絶対数からして二輪貨物は珍しい類であろう。

しかし、間違いは間違いであるため、すぐさま担当の税務課へ電話する。

電話の対応はとても無愛想、横で電話の内容を聞いていたが
「素人が税金の事わかるの?」的な態度である。

し、しかし、突然として態度が変わり、とても丁寧な応対に変わった瞬間、
オーナーと一緒に笑いを堪えるのに必死であった。

もちろん、先方も誤課税である事を認め、新たな納税通知書を発行するとのこと。

更に、他の間違いがないかすべてチェックするとのことであった。

トレーラーオーナーの皆様、自動車税の税額は間違っていないか確認しておきましょう!

スズキジムニーSJ30のリーフ・シャックル交換に関する改造資料をお手伝いいたしました。

ジムニーSJ30は、2サイクル時代の車両で、一部マニアの間では今でも根強い人気を保っています。

初年度登録が古い場合には、旧保安基準が適用される場合もあり、この車両も左右輪荷重など、現在の保安基準には無い項目に関する書類も必要となります。

これらは陸運局(軽自動車検査協会)などで詳細を教えて頂けるので、何度か足を運ぶことになってしまいますが不可能ではありません。

軽自動車のエンジンをモーターに交換し電気自動車として登録するための各種資料をお手伝いさせていただきました。

改造費用を抑えるため、自作の部品が多いため、図面や写真の添付枚数が多くなりましたが無事に登録までたどり着けたようです。

今回は主要部品はEV車として実績のあるパーツを使用したため、ある程度の書類や資料は揃っていましたが、細かいパーツに関しては現寸合わせの自作などの部品を使用していたため、写真や図面がどうしても増えてしまいます。

今後、このような改造は増える傾向にあるため、もう少し簡易的に登録できるようになることを願います。

ABA-DA64Wトレーラー連結検討スズキのエブリイワゴン(ABA-DA64W)4WD PZターボの連結検討についてのご質問がありました。

結論から申し上げますと、トレーラーの車両総重量が520kgでも登録が可能でした。

#尚、牽引車の車重を重くする等の技ではありませんよ!

普通車であればそんなに問題とならない連結検討書の作成ですが、軽自動車が牽引車の場合、制約が多く出るようです。
その辺りの実績も多くありますので、軽自動車での連結検討でお困りの方はぜひご相談ください。

無料で提供している新方式連結検討・牽引可能なキャンピングトレーラ等の車両総重量の計算書(950登録)にて希望の数値が出せなかった方、一度ご相談ください。

年末にジムニーのシャックル及びリーフスプリング交換に関する強度検討書作成をご依頼頂きました。
シャックルはオーナー様の自作でしたが詳細な寸法と素材をご連絡いただき、問題なく書類作成が可能でした。リーフスプリングは製造販売元にて素材などが公開されていたため、こちらも問題なく書類作成できました。

車高が変わるため、最大安定傾斜角度も算出する必要がありましたが、すべて基準値をクリアしており構造変更に問題はないものと思慮されます。

すでにオーナー様のもとへPDFにて送付していますので、正月休み明けに軽自動車検査協会へ持ち込むだけとなっています。

フルサポートをご依頼いただいた軽トラックを改造したトレーラーの登録が完了し納車いたしました。

ご依頼時は左写真の状態で、保安基準に適合しない箇所が幾つかありました。

元々、私有地内にて農耕用トレーラーとして利用されていたようで、公道を走行させる(ナンバー取得)にはかなりの改修が必要となりましたが、当方の指示通り改修頂いたおかげで組立車として申請、完成検査、新規登録までスムーズに行うことができました。

主な改修点は灯火類をすべて交換、不要な部品の撤去等です。

元となった軽トラックがかなり古い車両であったため、当時の保安基準に適合する灯火類でしたが、今回は新規登録(新車)となりますので現在の保安基準に適合させる必要があります。

また、牽引車(トラクタ)が軽自動車であったため連結検討の結果、車両総重量を490kg以下に抑える必要がありました。軽トラックベースのため強度は十分あり、軽規格の最大値である最大積載量350kgとするため車両重量を140kg以下にしなければなりませんでした。そのため取り外し可能なアオリ3枚は積載物とすることとし、約40kgの軽量化に成功。その他下回りの不要部品の撤去で車両重量を130kgにすることができました。

書類審査が通り完成検査当日は、積載車に載せるほどでもなかったため、当方所有のフルトレーラーに積載し検査を受けに行きました。特にトラブルは無く、スムーズに検査終了、職権打刻(今はシールですが・・・)も完了し、ご依頼者様名義にて新規登録いたしました。

登録完了後の納車は、ご依頼者様承諾の元、実走にて納車しました。納車までの道のりで牽引中の不具合をチェックしましたが、特に問題はなく、ベースが軽トラックであることから安定感があり安心して使用できそうです。

改修指示から納車までこちらのペースで作業を進めましたが、快く対応していただいたご依頼者様に御礼申し上げます。
このたびはありがとうございました。

本日、軽規格のフルトレーラの登録を完了しました。各種強度検討書の作成から約1ヶ月でナンバー取得です。

本来、もっと短期間で可能なのですが、書類作成中に車輌の仕様変更があったため、提出書類の差し替え等があり時間がかかってしまいました。

軽自動車検査協会に書類を提出する場合には、かなり細かい部分まで書類が必要となります。
陸運局の場合は省略可能な書類でも、軽自動車検査協会では省略が認められない場合が多くあります。

そのため、駐車ブレーキをドラムブレーキ式からチェーン式に変更する等、書類が簡単な仕様に変更するのもナンバー取得への近道です。

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